AXIES2025にて本学の生成AI活用およびDX推進事例を発表しました

 大学ICT推進協議会(AXIES)2025年度年次大会において、本学より白井伸宙 助教(情報基盤センター/AI推進担当学長補佐)および池田真樹 調達室長(財務部財務管理チーム)らが登壇しました。

 当大会は、ICTを活用した教育と研究の質向上を目指し、大学間の情報共有と連携を促進することを目的として、毎年、大学/企業等から1,000人以上が参加する場となっており、今年は12月1日から3日の3日間、札幌コンベンションセンターを会場として、開催されました。

 本学からは、2025年12月3日(水)に生成AIの活用と業務運営DXに関する本学の取組を紹介する2件の発表を行いました。発表概要は以下となっています。

発表概要

1.生成AI活用検証イニシアチブ(GAUTI)の始動
 発表タイトル:
  『三重大学における生成AIの活用を目指した教職協働チームの発足とその取り組み』
 発表者:
   白井 伸宙(GAUTIリーダー)、池田 真樹(GAUTI副リーダー)

【主な取り組みと成果】
(1)自動テキスト化サービス(textify)の開発・運用
(2)アジャイル・テスト・パートナー制度
(3)継続的な学習機会の提供

2.「人」を起点としたDX推進と組織風土の変革
 発表タイトル:
  『実践事例から見るDX推進の成功要因「4つの組織体制と成長マインドセット」』
 発表者:
  池田 真樹(GAUTI副リーダー/業務運営DX作業部会エキスパート部会員)

【主な取り組みと成果】
(1)会計処理等の内製による業務改革
(2)業務改革成長マインドセットの醸成と人材発掘
(3)人の成長が組織の成長に与える影響(変革の連鎖事例)

全国への波及と今後の展望

 本学の取組は学内にとどまらず、これまでに他大学や自治体、企業など全国多数の機関から視察や講演依頼を受けるなど、意見交換を実施しながらDXを推進してきましたが、AXIESの場でも、発表者の他、共著者として参加した三角図書・情報部長、田ノ上情報基盤センター技術員、江川DX・情報チーム係長とともに他機関の皆さまと活発な情報交換を行うことができました。

 今後も、AXIESのような場を積極的に活用し、他大学や地域の皆さまと連携するとともに、教職協働による「知の融合」と、職員一人ひとりの「変革マインド」を両輪とし、教育・研究・業務運営の高度化を推進してまいります。

 なお、上記にかかる詳細は「こちらで別途掲載(後日リンク掲載)」しているため、是非、ご覧ください。