◆生成AIとは
⽣成AIは、ユーザーが⼊⼒したキーワードや指⽰に基づいて、新しい⽂章・画像・動画・⾳楽等を作り出し、プログラミング・データ分析・可視化等の⽀援にも応⽤可能な汎⽤性の⾼いツールです。
具体的な⽣成AIツールとしては、Microsoft Copilot、Google Gemini、Google NotebookLM、ChatGPT等があります。
(Microsoft及びGoogleのツールは、三重大学Office365アカウントまたはSansuiメールアカウントにてサインインすることでAI学習されない状態となっており、安全に利用可能ですが、ChatGPTは各自で設定しないとAIに学習・収集されるため留意してください。)
生成AIへの指示(プロンプト)について「生成AIプロンプト例」を適宜更新しており、当該資料中に下記を記載していますので、併せてご覧ください。


ChatGPTの設定について、動画で解説を確認したい方は「こちら」をご覧ください。
◆生成AIの留意点
生成AIは急速に進化しているため、最新情報を随時、各ツール公式の情報を参照する必要があります。
生成AIの回答は、現時点では完璧な内容を出力するとは言えない状況であるため、生成AIが生成した回答の根拠や正確性を必ず自ら確認してください。
「根拠や正確性を確認せずに”生成AIが言うには”などの表現にて説明すること」や、「根拠や正確性を確認せずに生成AIが出力した内容を画面コピーなどでそのまま利用すること」)等は控え、生成AIの結果とその根拠等を自身で調べた上で、自分の責任の下で情報を活用することが重要です。
また、情報漏洩しないために、ChatGPTを含め、入力した内容を生成AIの学習やツール提供業者に収集されないように、各自で設定が必要であることが一般的であることに留意する必要があります。
(本学アカウントでサインインすることで、GoogleとMicrosoftのツールは最初から上記設定がなされていますが、ChatGPTは各自で生成AIの学習に利用されない設定をすることが必要です〔上述画像「ChatGPTのAI学習をオフとする設定」参照〕)
このほか、ツールやモデルによって出力が大きく異なるため、最新のモデルや複数生成AIツールにて検証するとともに、深い推論を提供する機能(DeepResearch等)の活用もお奨めします。
なお、本学の生成AIに関する通知として「「生成系AI 」( ChatGPT 等)の利用に関する 研究・ 事務 業務利用 上の留意事項について」(令和5年7月6日)が発出されているとともに、「三重大学情報セキュリティスタンダード(一部学内限定)」にも留意が必要ですので、必ず確認するようにしましょう。
◆その他
上記のほか、総務省において、「生成AIはじめの一歩~生成AIの入門的な使い方と注意点~」(情報漏洩のリスクや対策などの基礎的な記載あり)が掲載されていますので、ご確認ください。
