生成AIの回答は、生成AIへ指示する内容(プロンプト)によって大きく影響を受け、プロンプトを如何に入力するかが重要とされ、プロンプトエンジニアリングという概念が生まれています。
プロンプトのコツとしては、生成AIが判断しやすいような内容(※)を意識するとよいでしょう。
※ 役割/指示/目的・背景/出力形式などや、マークダウン形式(特定の記号を用いて分かりやすくする記法)
※ 長い文章などを引用する際や単語を明確にする際は、”〇〇〇”のようにダブルクォーテーションを活用
なお、生成AIの進化は早く、正確に対応する必要は薄れてきていますが、観点としては把握しておくとよいと考えられます。
凡例
役割
指示
目的・背景
出力形式
あなたは、〇〇〇専門家など〇〇〇として対応してください。
〇〇〇を出力してください。
〇〇〇の状況があり、苦慮しています。
出力は、”項目箇条書き”、”20文字程度の項目概要”、”詳細”を含む構成で、
簡潔でプロフェッショナルな口調で記述してください。
〇〇〇を出力してください。
〇〇〇の状況があり、苦慮しています。
出力は、”項目箇条書き”、”20文字程度の項目概要”、”詳細”を含む構成で、
簡潔でプロフェッショナルな口調で記述してください。
プロンプトエンジニアリングの観点は、プロンプトのコツを意識しておくとよいですが、生成AIの進化は早いため、あまり気にせずにまずは気軽に入力して使い始めることがよいでしょう。

「生成AIへの指示(プロンプト)の事例」(プロンプト作成ツールあり)を適時更新していますので、必要に応じてご参考ください。
また、ウェブには様々なプロンプトのコツや事例集を公表されていますので、必要に応じてご覧ください。
- Google(プロンプト初級ガイド)
- Microsoft(プロンプト作成のコツ)
- デジタル庁(生成AIの適切な利活用に向けた技術検証:資料等 → 投稿プロンプト一覧(CSV/67KB))
- 東京都(文書生成AI活用事例集)
- 伊勢市(生成AIプロンプト集)
- 福井県(DXの推進について:生成AI利活用 → 生成AI活用事例集)
- 一般ウェブ(マークダウン形式について、区切り記号等について、プロンプト記号一覧について)
このほか、総務省においても「生成AIはじめの一歩~生成AIの入門的な使い方と注意点~」が掲載されており、プロンプトエンジニアリングについては、下記画像のように示されているので、意識したことがない方はご覧ください。
