「生成AIと共創に向けた学びの場」を開催しました

 令和8年(2026年)2月3日、本学のDXと生成AI活用推進に向けて活動する「業務運営DX作業部会」および「生成AI活用検証イニシアチブ(GAUTI)」主催で、「生成 AI と共創に向けた学びの場」を開催しました。
 事務職員を対象に、生成AIをパートナーとして、業務の変革・効率化を実現し、教育研究の高度化の実現を目指して企画した生成AIの「学びの場」であり、80名の参加がありました。

 当日は、人文学部チームの坂崎 右典氏と医学・病院管理部 経営管理課の内藤 寛太氏が司会を務め、入門的な座学(学びの場1)と実践事例に基づく対話の場(学びの場2)の二部構成として、対面およびオンラインのハイブリッド形式で実施されました。

◆ 学びの場1:生成AI業務利用に向けた「はじめの一歩」

 午前に行われた学びの場1では、生成AIにこれから触れる方や、活用に不安を感じている方を対象に、心理的ハードルを下げて「まず使ってみる」ことをゴールとした講習が行われました。

 講師は、図書・情報部 DX・情報チームの江川 昂明係長、財務部 財務管理チームの池田 真樹調達室長が務め、下記の説明がなされました。
・本プログラムの趣旨
・学長メッセージ『生成AIと共創せよ〜共創により次の社会を構築〜』
・すぐに使える生成AIツールと具体的な操作方法
・学内における実務的な事例と留意点

 参加者は、日常業務に直結するメール返信や文章校正、スライド作成といった初級レベルの活用術を学び、生成AIを「有能なパートナー」として活用する第一歩を踏み出しました。

◆ 学びの場2:ゆるく生成AIを語る場

 午後に行われた学びの場2では、実践者同士の知見共有や、具体的な業務実装へのアイデア創出を目的とした、よりリラックスした雰囲気でのセッションが行われました。

 講師は、学びの場1に引き続き池田 真樹調達室長に加え、実務者として学務部 キャリア支援チーム五百田 雄介主任が務め、生成AIを活用した「実務特化型事例と設定方法」として、下記内容等について説明がなされました。

・インターンシップ説明資料や採用者向け説明資料の共創
・キャリア支援チームにおける学生目線を意識した表現変更
・人事業務をサポートする社労士AIや旅費業務をサポートする旅費規程AI
・Amazonで購入した物品の品名自動短縮
・ウェブアプリの作成と留意点 など

 具体的な生成AI適用事例が次々と紹介され、参加者は自身の業務への応用をイメージしながら熱心に聞き入っていました。

 その後の「参加者事例シェアタイム(よはく)」では、業務運営DX作業部会のOBとして、司会を務めた坂崎氏及び内藤氏もファシリテーターとして対応し、参加者、講師とともに課題や試してみたことが共有され、部署を超えた生成AI と共創するコミュニティ形成に向けた活発な意見交換が行われました。

 本研修を通じて、参加者からは以下のような声が寄せられ、全スタッフが生成AIと共創する時代に向けた、確実な一歩となりました。

・生成AIで画像の編集や加工も行うことができて驚いた。
・思っていたより簡単に使うことができた。
・早速、生成AIと壁打ちしてアイデアを資料にしてみました。新たな観点などに気付くなど、面白かったです。


 本学では、これまでも他機関向けDXシンポジウム、デザイン思考やナッジなどの理論に関する概要や入門講義、改革マインドを醸成する勉強会、RPA活用の観点や体制の講演等により、本学職員ばかりでなく、他機関へも学びの場を広げてきました。この際、生成AIを適時取り入れることによる社会人の学びの深化を意識して実施しています。

 今後も、生成AIとの共創による次なる社会の構築に向けた実践的な学びの場を提供し、職員が新たな発想やアイデアを出し合える環境づくりを推進することを通じて、大学の目的である教育・研究・社会貢献を進めてまいります。


<参考(その他の学びの場)>
・三重大学事務DXシンポジウムのお知らせ記事
 https://www.mie-u.ac.jp/news/topics/2025/12/dxdx.html
・生成AI×ナッジ理論入門、プロンプト作成入門のお知らせ記事
 https://wps.cc.mie-u.ac.jp/gauti/jimusympo/
・業務改革マインドセット勉強会のお知らせ記事
 https://www.mie-u.ac.jp/news/topics/2025/12/3ai.html